脳に悪い習慣をやめる努力をしています。
脳に入ってくる情報に「嫌だ」というレッテルをはると、
理解、思考、記憶という過程で、そのレッテルに引っ張られ、
考えたり覚えたりする機能がしっかり働かなくなるのだとか。
また、脳の神経細胞には、「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」という本能があって、
本質的には、脳は本能に逆らわないことを、求めていると。
それをふまえると、「自分さえよければいいと思ってはいけない」というのですね。
「仲間になりたい」という本能があるので、本質的には人は誰かが喜ぶことがうれしいもの。
これを知って、反省しました。わたしはよく考えてみると、自分によかれと思うことしか、考えていなかったのではと。
金があれば楽に暮らせるとか、生き延びるにはどうしようかとか、そんなことばかり。
そこで、発想を転換してみました。
人が喜ぶことをしようと、意識してみたのです。
すると、たったそれだけで、知的な意欲がわき、思考のくもりがなくなってきたのです。
わたしは小説や詩を書くのですが、
「読者の幸せのために書くんだ」と意識しただけで
いろいろとアイディアも出てきました。
『脳に悪い7つの習慣』(林成之著、幻冬舎新書)おすすめします。
なんだか、病気にも効果がでてきそうです。